2025年7月27日(日)岐阜県大垣市で開催される「すのまた天王祭(墨俣天王祭)」は、地元に根付いた歴史ある祭りであり、毎年多くの観光客で賑わいます。墨俣一夜城の城下町として知られる墨俣地区を舞台に、夜道を彩る提灯の灯り、賑やかな屋台など、見どころ満載の夏の風物詩です。
この記事では、2025年の開催情報をはじめ、アクセス方法や交通規制、駐車場の情報、出店・屋台、ファミリー向け設備、そして見逃せない穴場スポットまで徹底解説。ぜひ最後までご覧いただき、今年の「すのまた天王祭」をご満喫ください。
イベント概要
すのまた天王祭(正式名:墨俣天王祭)は、岐阜県大垣市墨俣町にて毎年7月下旬の週末に開催される伝統的な祭礼行事です。この祭りは、かつて墨俣の人々が川の恩恵に感謝する一方で、疫病からの守護と五穀豊穣を願って、尾張津島神社の分身である墨俣の津島神社の「天王様(牛頭天王)」を祀ったことに由来しています。美濃路ができた1602年(慶長7年)頃に始まったといわれ、江戸時代から続く歴史を誇ります。そのことから、すのまた天王祭は、夏の風物詩として古くから「お天王さん」と呼ばれ親しまれているそう。
多くのイベントも開催され、町内では、日常生活用品や農作物を使って作る芸術性豊かな「作りもの(ダシ)」が軒先に展示され、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
地域住民の熱気と団結が感じられるこの祭りは、観る者にとっても心を打つものがあり、墨俣の夏に欠かせない行事として親しまれています。歴史と伝統、そして現代の活気が融合する『すのまたの夏』をぜひ体感してください。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | すのまた天王祭(墨俣天王祭) |
開催日時 | 2025年7月27日(日)18:00〜21:00 ※小雨決行 ※毎年7月下旬に開催予定 |
開催場所 | 墨俣町墨俣一円 |
例年の来場者数 | 約2万〜3万人(地域外からも観光客が訪れる規模) |
有料観覧席 | なし(自由観覧が基本) |
お問い合わせ先 | ・墨俣町自治会/大垣市観光協会 TEL:0584-47-8596 ・すのまた天王祭実行委員会(墨俣地域事務所産業建設課 TEL:0584-62-3111 |
公式サイト | 大垣市観光協会 墨俣支部 大垣市公式ホームページ |
周辺マップ | 【墨俣町墨俣一円付近】
【墨俣一夜城周辺】 |
当日の詳細スケジュール
この投稿をInstagramで見る
※2025年版の正式発表はまだのため、例年のスケジュールを参考に記載しています。随時、公式サイトやSNSの要チェックをおすすめします。
ステージイベント
お楽しみ抽選会
交通規制広告下部のチラシを持参した方、先着500名限定で、空クジなしの抽選会が楽しめます。
町内作りもの(ダシ)展示
町内では、日常生活用品や農作物を使って作る芸術性豊かな「作りもの(ダシ)」が軒先に展示され、訪れる人々の目を楽しませてくれるそう♪
またこちらの作品に関しては表彰式も開催されているそうで、地元の方々の熱い想いのこもった総大集に何だか心が踊らされます。
あんどん回廊
この投稿をInstagramで見る
街中が美しい七夕飾りやあんどんで彩られ、どこか懐かしく親しい想いに馳せられます。見ている人の心を癒す装飾には、夏の疲れを忘れさせてくれることでしょう。
アクセス方法
電車の場合
-
JR「大垣駅」下車 → 大垣駅南口より、名阪近鉄バス「墨俣」下車→徒歩約5分
-
JR「穂積駅」からタクシーで約15分(大垣駅経由より若干早い)
車の場合
-
名神高速道路「大垣西IC」から約23分
- 安八ICから約22分
-
東海環状自動車道「岐阜羽島IC」から約20分
※その他、会場周辺の主要道路:国道21号・県道31号
バスの場合
名阪近鉄バス「墨俣」下車→徒歩約5分(大垣駅南口より運行)
※イベント当日は臨時バスの増便が出る場合もあり。公式発表を確認。
交通規制
例年、祭り当日は以下のような交通規制が実施されます。
- 抽選会場・津島神社・イベント会場:13:00~22:00
- あんどん回廊・その他会場周囲:17:00~22:00
※地元住民向けの迂回案内看板設置される場合あり。
※交通規制マップは、開催直前に変更される場合もあります。公式サイトまたは自治会掲示板にて要確認をお願いたします。
周辺の駐車場
さい川さくら公園駐車場(大垣市墨俣町さい川堤外地)
- 収容台数:普通車320台、大型及び中型車20台
- 料金:無料
- 場所:岐阜県大垣市墨俣町さい川堤外地/会場まで約徒歩5分
- 閉場時間:22:00(※イベント時のみ。その他期間は4月~9月‣9:00~18:30/10月~3月 ‣9:00~17:30)
- お問い合わせ先:0584-62-3111 (大垣市墨俣地域事務所)
中町観光客駐車場
- 収容台数:約30台
- 料金:無料
- 場所:岐阜県大垣市墨俣町墨俣
- 閉場時間:不明
太閤出世橋前空き地駐車場
- 収容台数:約10台
- 料金:無料
- 場所:岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1周辺/会場まで約徒歩分
- 閉場時間:不明
※墨俣一夜城の前、太閤出世橋の対面にある空き地駐車場
その他有料駐車場
JA墨俣支店前パーキング、周辺コインパーキング数カ所など。
※駐車場はいずれも満車になるのが早いため、公共交通機関の利用が推奨されています。
出店・屋台情報
祭り当日は墨俣一夜城前広場〜商店街通りにかけて、約50〜60店の屋台が軒を連ねます。
焼きそば、たこ焼き、金魚すくい、りんご飴などの定番屋台から、地域特産の鮎の塩焼きや「墨俣団子」などのご当地グルメも人気です。
地元中高生によるボランティア運営の「子ども屋台」も注目ポイント♪
お手洗い、ベビーコーナー、休憩所など
-
公衆トイレ:墨俣一夜城公園内、墨俣神社横、商店街公民館前など数カ所
-
簡易トイレ:臨時設置あり(混雑時は行列注意)
-
ベビーコーナー:墨俣公民館内に授乳・おむつ替えスペースあり
-
休憩所:墨俣一夜城下の広場・公園ベンチ、観光案内所内に冷房スペース設置
必見!穴場スポット
-
墨俣一夜城の天守閣からの俯瞰:夜の提灯巡行を上から眺められる特別スポット(早めの入場がおすすめ)
-
堤防沿いの桜並木(木曽川堤):人が少なく、静かに祭りの灯りを楽しめる
-
墨俣公民館2階休憩所:冷房付き、子ども連れにも優しい隠れスポット
まとめ
「すのまた天王祭2025」は、単なる地域のお祭りを超えて、歴史と文化、そして人々の想いが融合した心温まる行事です。地域住民の思いが籠った「ダシ」の展示、提灯の明かりに照らされる幻想的な夜道、地域の子どもたちの笑顔と声援の全てがこの夏の思い出を彩ります。特に墨俣一夜城というシンボリックな舞台を背景にした祭りの景観は、他ではなかなか味わえない特別な魅力を放っています。
交通規制や混雑を考慮しながらも、工夫すれば家族連れでも快適に楽しめるよう配慮された設備も嬉しいポイント。付近には公式の駐車場が存在しないため、アクセス面ではやや不便な印象を持たれがちですが、その分、訪れた人だけが体感できる“本物の祭り”の空気があります。
ぜひ、今年はすのまたの地に足を運び、その熱気とやさしさに触れてみてください。心に残る夏のひとときが、あなたを待っています。
コメント