2025年8月1日(金)~3日(日)に大垣市で開催される「水都(すいと)まつり」は、地下水に象徴される“水の都”をテーマに、地域の歴史・文化・交流が詰まった盛夏の一大イベント。例年20万人規模が詰めかけ、ライトアップ、万灯(まんどう)流し、踊り大会、屋台・キッチンカーなど見どころ盛りだくさんの大規模イベントです。
この記事では、詳細スケジュール、アクセス方法、駐車場、交通規制、穴場スポットから見どころまで、たっぷりご紹介し、最後までお読みいただければ、夏の計画が完璧に!今年も夏の夜を彩る幻想空間と賑やかな祭りをふんだんに味わえるポイントをまとめました。
イベント概要

引用元:https://www.ogakikanko.jp
水都まつりは、岐阜県大垣市の「水の都」としての地下水の恩恵に感謝し、地域活性化と商店街の繁栄を願って戦後まもなく始まった祭典です。1948年頃に一度途絶えたものの、昭和23年に「水都まつり」の名前で復活。以来、毎年夏の風物詩として定着し、町全体が提灯(ちょうちん)や七夕飾りで彩られた幻想的な光景が人気です。中でも夜の水門川に流される万灯流しは、参加者が手作りした灯籠が川面に浮かび、郷愁(ノスタルジック)を誘う光景に感動を呼びます。
昨年は約16万人の来場があり、今年も2日間で20万人前後が見込まれる規模感。イベントは大垣駅前通り・本町一番街・郭町東・水門川周辺で連日夕方〜夜に開催されます。
項目 |
内容 |
イベント名 |
水都まつり(すいとまつり) |
開催日時 |
2025年8月1日(金)~3日(日)
18:00〜21:00頃(イベントによって異なる) |
開催場所 |
岐阜県大垣市 大垣駅通り、本町一番街、郭町東2丁目、水門川沿いなど。 |
例年の来場者数 |
約16万人(昨年度参考) |
有料観覧席 |
特定エリアではなし(一部イベントは有料のものもあり) |
お問い合わせ先 |
大垣市観光協会(実行委員会)TEL:0584‑77‑1535 |
公式サイト |
岐阜の旅ガイド |
周辺マップ |
【大垣駅通り周辺】
【本町通り周辺】
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当日の詳細スケジュール
※下記内容は昨年度参照。本年度は変更予想もされるため、公式サイトが更新され次第、追記していきます。
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8/1(金)
・18:00〜21:00 アソビバホンマチ(町歩き、ゲーム遊具、恐竜コスチューム)
・19:00〜21:00 駅前夏まつりライブ・ダンスパフォーマンス
・19:00〜21:00 七夕装飾、本町通りライトアップ
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8/2(土)
・18:30〜19:00 大垣おどり大会デモンストレーション
・19:00〜21:00 一般参加OKの大垣おどり大会
・19:00〜21:00 納涼レストラン、メダカすくいほか屋台イベント
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8/3(日)
・18:30〜20:00 大垣おどり大会、鹿児島おはら踊り披露
・18:30〜前年万灯渡し(貴船広場)
・19:00〜 水門川万灯流しスタート(〜高岡橋)
照明や演出の華やかさが日によって変わるので、複数回訪れる人も毎年楽しめます。
アクセス方法
電車の場合
車の場合
バスの場合
交通規制

引用元:https://www.ogakikanko.jp
※昨年度参照。本年度は変更予想もされるため、公式サイトが更新され次第、追記していきます。
- 8/1~3 17:00〜22:00‣駅前通り・本町通り・郭町・水門川沿い一帯が歩行者天国に。
- 車両通行止めあり、迂回路の案内看板設置。混雑が予想されるので、車はできるだけ早めに停めて徒歩移動がベスト。
周辺の駐車場
大垣市営 清水駐車場
収容台数:約70台
料金:100円/30分、上限600円(3時間を超え24時間以内)
営業時間:24時間
名鉄協商パーキング 大垣くるわまち駐車場 ※複数あり
収容台数:各所異なる
料金:例‣6:00~18:00は最大400円、00:00~24:00は60分200円など。
営業時間:24時間
大垣市営 東側駐車場
収容台数:約200台
料金:100円/30分、上限900円(3時間を超え24時間以内)
営業時間:24時間
大垣駅南駐車場
収容台数:17台
料金:最初の20分間無料、150円/30分(上限料金設定なし)
営業時間:24時間
※混雑時は早めの満車が予想されます。公共交通機関利用または隣接市民無料駐車場からシャトルバスのご利用がおすすめです。
出店・屋台情報
※昨年度参照。本年度は変更予想もされるため、公式サイトが更新され次第、追記していきます。
飲食はもちろん、立ち寄れるフォトスポットも豊富です。
お手洗い・ベビーコーナー・休憩所
見どころ
※昨年度参照。本年度は変更予想もされるため、公式サイトが更新され次第、追記していきます。
水門川万灯流し

引用元:https://www.kankou-gifu.jp
浮かぶ灯籠が幻想的。参加者手作りの万灯が川面を舞う光景は夏の感動体験。
大垣おどり大会

引用元:https://www.ogakikanko.jp
みんなで踊る一体感。地元民と来訪者が混ざって夜を盛り上げる。
アソビバホンマチ

引用元:https://www.ogakikanko.jp
子供が主役。遊具やフォトスポット充実。
鹿児島市との交流

引用元:https://www.city.ogaki.lg.jp
おはら踊り披露あり、文化交流の趣あり。
必見!穴場スポット
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水門川の歩道橋上
→静かに万灯流し全景が見渡せます。混雑を避けるにはここが◎。
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本町通りのライトアップ道
→昼間より夜の方が幻想的。フォトジェニック。
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郭町東2丁目の裏路地
→穴場的なミャンマー屋台や風船販売など、庶民的な楽しみが光る場所。
まとめ
水都まつりは、ただのお祭りではありません。戦後の復興期に始まった歴史的背景と、そこから息づく地域への愛情、水の恵みに対する感謝――それらが三日間で交錯し、訪れる者を包み込むひと夏の宴です。水面を揺らす灯籠、商店街を埋め尽くす踊りの輪、子どもたちの歓声が響くアソビバホンマチ…これらは「地域と世代をつなぐかけ橋」でもあります。屋台の一杯、帰り道に見上げる提灯のオレンジ色の明かりは、どこか懐かしく、安心感を覚えさせます。普段の大垣市では気づきにくい“町の温度”を感じつつ、自分もその一部になれる。それが、この祭りの最大の魅力です。
もし初めてなら、駅前でライブを聴きながら一杯、ウォーターカップ片手に川を眺め、踊りに混ざってその空気を肌で感じてください。次の日には「あの灯籠は私たちが流したね」と、話のタネが生まれるはず。暑い夏の、一瞬を共有する感動こそ、水都まつりがくれる贈り物。祭りが終わる頃には、参加したすべての人がこの町の“水と灯り”を胸に刻んでいる。来年、またここで会いましょう。
ぜひ公式サイトや交通規制案内をチェックしつつ、2025年8月の三連休は大垣水都まつりへ足を運んでみてください。
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