八朔祭の開催期間中は、熊本県山都町矢部に全国から多くの観光客が訪れるため、例年交通混雑が発生します。快適にお祭りを楽しむには、アクセス方法や駐車場、交通規制情報を事前にチェックしておくことが欠かせません。
この記事では、車・公共交通機関でのアクセス、臨時駐車場の場所や収容台数、交通規制の範囲などを詳しく解説し、周辺観光スポットや宿泊施設の選び方までまとめています。遠方から訪れる方にも、お祭りと観光を組み合わせて楽しむのに役立つガイドとなっているので、参考にしてみてくださいね。
イベント概要
「八朔祭」は、熊本県山都町の浜町商店街一帯で、9月初め土日の2日間にわたって開催される伝統行事です。江戸中期から続く五穀豊穣を祈願する祭典で、巨大な「大造り物」の引き廻しや通潤橋の特別放水、土曜夜の花火大会が見どころです。

期間中は、全国から訪れる観光客でかなりの賑わいを伴うので、周辺のアクセス・駐車場状況や宿泊事情については事前把握しておくとスムーズに楽しめます。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | 八朔祭(矢部の八朔祭) |
開催日時 | 2025年9月6日(土)・7日(日) |
開催場所 | 熊本県上益城郡山都町 浜町商店街一帯 |
例年来場者数 | 約5~6万人 |
有料観覧席・入場料 | 無料(観覧自由) |
お問い合わせ先 | 山都町役場 商工観光課 TEL:0967-72-1111 |
公式サイト | 山都町観光ナビ 山都町観光協会 |
周辺マップ | 【矢部・浜町商店街一帯】 |
八朔祭 会場の場所と周辺地図
八朔祭のメイン会場は、浜町商店街一帯(山都町矢部地区)。
このお祭りの中心地で、通潤橋や露店も集中しているエリアです。随時、詳細な交通規制の範囲や駐車場位置は、山都町公式サイトの「交通規制案内図」で確認できます。
アクセス方法
電車とバスの場合(公共交通機関)
JR熊本駅から熊本バス(通潤山荘線)が祭り期間中は無料運行。
- 所要時間は約1時間40分です。
- 最寄りバス停「通潤山荘」下車から徒歩で会場へアクセスできます。

※下記マップはおおよその距離感を示すもので、実際の無料運行路線とは異なります。熊本駅直結の運行バスで会場と行き来できるのは、有り難い仕組みですね♪
大分県方面からのアクセスで一番最寄りの「高森駅」がありますが、駅から会場方面へのバス路線が存在しないため、どのみち熊本駅まで出向く必要があります。そのため、この近辺から訪れる場合は、車でのアクセスが無難そうです。
※以下は車でのアクセスルートです。
車の場合(主要高速ICからのアクセス)
-
九州中央自動車道「山都通潤橋IC」から車で約3分程度とアクセスが良好です。
-
「山都中島西IC」で下りるか、「松橋IC」から国道218号経由でのアクセスも可能です。
周辺駐車場
八朔祭では複数の臨時駐車場が設けられ、一部はシャトルバスも運行されます。(7日は10時〜19時)
駐車場(例) | 内容・料金 |
---|---|
矢部小学校、矢部車両センター、蓄協、町運動公園中央グラウンド、保険福祉センター、町役場、総合体育館パスレル | 無料提供の可能性あり(公式図で要確認) |
矢部高校グラウンド、総合体育館、矢部中グラウンド、旧潤徳小グラウンド、御岳グラウンド、清和グラウンド | 協力金500円(有料) |
交通規制情報
- 9月6日(土)15:00~21:00
- 9月7日(日)10:00~19:00
期間中、浜町商店街一帯に車両の通行規制が実施され、認められた車両以外の進入は禁止されます。交通規制範囲は公式案内図で詳細確認をおすすめします。
混雑回避のコツ
- 公共交通の利用がスムーズ:無料バスもあるため、公共交通機関の利用がおすすめ。
- 早めの到着が安心:特に6日の夕方や7日の正午以降は混雑がピークとなるため、午前中の到着が理想。
- 無料駐車場を優先利用:無料の駐車場は早めに埋まる可能性あり。協力金500円を払っても、比較的安心できる有料駐車場の利用も視野に。
- シャトルバスの活用:7日は臨時駐車場からシャトルバスが運行されるため疲れず会場までアクセス可。
周辺観光スポットの紹介
通潤橋
江戸時代の石造アーチ水路橋。放水や国宝指定もあり見応え抜群。
道の駅 通潤橋
地元食材やお土産を楽しむのに最適。
幣立神社
歴史的なパワースポットで、スポット散策にもおすすめ。
清和高原天文台
星空観察にぴったりの自然体験。
馬見原のレトロ宿場町
古民家や田舎風情の街並み散策が楽しめます。

山都町周辺には、八朔祭以外も楽しめる観光資源が豊富です。
宿泊施設の選び方とおすすめ宿
通潤山荘(国民宿舎)
通潤橋すぐ上に位置、阿蘇や高千穂へのアクセス良好。
熊乃屋旅館
レトロな雰囲気、田舎料理が魅力。
夢屋
メニュー豊富、地元の食材を活かした料理が人気。
清和高原の宿
高原の静けさと自然体験に最適。
民宿・ペンション各種(清流館、平家の湯、古民家お宿 馨ホーム、川万屋旅館)
素朴な田舎体験・家庭的なもてなしが魅力。
宿泊施設 | 場所(目安) | 料金の目安(2名1泊) | おすすめポイント |
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通潤山荘(国民宿舎) | 通潤橋すぐそば(祭り会場まで徒歩圏内) | 素泊まり18,000円~ / 食事付き25,000円~ | 通潤橋を一望できる立地。阿蘇や高千穂観光の拠点にも最適。温泉あり。 |
熊乃屋旅館 | 山都町矢部中心部(会場近く) | 素泊まり18,000円~ / 食事付き25,000円~ | 昔ながらのレトロな旅館。地元食材を使った家庭的な田舎料理が魅力。 |
夢屋 | 山都町周辺(会場から車で10~15分ほど) | 素泊まり18,000円~ / 食事付き25,000円~ | メニュー豊富で料理が評判。グルメ目的の滞在におすすめ。 |
清和高原の宿 | 清和高原エリア(会場から車で30分前後) | 素泊まり18,000円~ / 食事付き25,000円~ | 高原ならではの星空観察や自然体験が可能。静かに過ごしたい方に最適。 |
民宿・ペンション各種(清流館、平家の湯、古民家お宿 馨ホーム、川万屋旅館 など) | 山都町内各地 | 素泊まり18,000円~ / 食事付き25,000円~ | 素朴な田舎暮らし体験ができる宿。家庭的なもてなしでリピーター多数。 |

料金の目安としては、素泊まりで2名1泊約18,000円~、食事付きは25,000円~くらいのようですね。
まとめ
八朔祭2025へのアクセス計画では、公共交通の活用と早めの行動がカギです。混雑する交通や駐車場事情を避けるには、無料バスやシャトルバスをうまく活用し、事前に交通規制や駐車場場所をチェックしておくといいでしょう。
さらに、遠方からの訪れでお祭りを満喫するためには、近隣の観光スポット巡りや、快適な宿泊手配も重要です。通潤橋などの自然・文化資源や、温泉・郷土料理を楽しめる宿泊施設を合わせて楽しめば、八朔祭の旅がより思い出深い体験になります。
ぜひ、祭りと観光の両方を楽しめる計画を立てて、八朔祭に参加してみてくださいね。
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