2025年7月26日(土)開催の「全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火大会」。
花火を満喫できるよう会場までスマートに向かうためにも、事前のアクセス・駐車場・交通規制の情報チェックは欠かせませんよね。特に遠方から訪れる方にとっては、宿泊施設や観光スポットの情報も重要なポイントです。
この記事では、公共交通機関・車などのアクセス方法、周辺駐車場、交通規制、周辺宿泊施設、袋井市内の観光名所まで、遠方からの来場でも安心して参加できる内容でお届けします。ぜひ事前の計画にお役立てください。
イベント概要
「ふくろい遠州の花火大会」は、1945年頃、現在の静岡県袋井市の「静橋」河川敷内で行われた花火大会に始まり、1997年に「全国花火名人選抜競技大会」の名称を加えた歴史に始まり、今や全国でも屈指の規模を誇る伝統的な花火大会です。
静岡県袋井市の原野谷川親水公園周辺で開催され、毎年約25万人もの観客が訪れます。
全国から集まる一流の煙火師たちによる競演、音楽との融合による演出、そして迫力ある尺玉やスターマインが夜空を彩る本大会は、夏の風物詩として多くの人に親しまれています。
特に遠方からの観覧者も多く、アクセス方法や宿泊、周辺の観光スポットのチェックは欠かせません。
イベント名 | 全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火2025 |
開催日時 | 2025年7月26日(土)19:20~21:00 ※荒天中止・順延なし |
開催場所 | 静岡県袋井市 原野谷川親水公園(はらのやがわしんすいこうえん) |
例年来場者数 | 約40万人規模(静岡県花火大会ランキング2位) |
有料観覧席 | あり(2025年6月14日(土)10:00~販売開始) チケット購入サイトはこちらから |
お問い合わせ先 | ふくろい遠州の花火実行委員会 袋井商工会議所内 TEL: 0538‑42‑6151/FAX:0538-42-9871 電子メール問い合わせリンクあり ※ただし花火大会前日の15時以降は電話対応のみ |
公式サイト | ふくろい遠州の花火実行委員会公式サイト |
周辺マップ | 【原野谷川親水公園付近】 〒437-0031 静岡県袋井市愛野3164-1 |
会場までのアクセス方法(電車・バス・車)
電車または新幹線でのアクセス方法
最寄駅はJR東海道本線「袋井駅」または「愛野駅」。名古屋方面や静岡市方面からもアクセスしやすく、東海道線の通る掛川駅から1駅の好立地です。
- 名古屋駅→袋井駅:新幹線利用の最速で約60分(浜松乗換)
- 静岡駅→愛野駅:約60分
- 東京駅→愛野駅:新幹線利用の最速で約120分(浜松乗換)
- 掛川駅→愛野駅:約5分
※袋井駅から会場までは徒歩約20分。
※愛野駅から会場までは徒歩約20分。
例年、駅からの道は誘導看板や案内係も配置されるため、初めてでも迷うことなく到着できます。
また、臨時列車として当日のJR東海道線の運行間隔が10分間隔に増大される予定です。
バスでのアクセス方法
例年、多くの旅行会社がふくろい遠州の花火大会「日帰り・宿泊バスツアー」の提供をされています。今年も各方面、さまざまなツアー予定が公開されているので、詳細は以下の「バスツアー予約サイト」をご参照ください。
- 遠州鉄道 バンビツアー:詳細・予約サイトリンク
- 旅っくす:詳細・予約サイトリンク
- 東海バス:詳細・予約サイトリンク
- クラブツーリズム:詳細・予約サイトリンク
- ジャム ジャム ツアー:詳細・予約サイトリンク
※なお、例年、袋井駅や愛野駅から会場付近までの臨時シャトルバスの運行予定はありませんので、ご注意ください。
車でのアクセス方法
- 東名高速道路「袋井IC」から車で約13分
- 東名高速道「掛川IC」から車で約12分
- 国道1号線や県道を経由して会場付近までアクセス可能
※ただし、会場周辺は交通規制対象となるため、臨時駐車場を確保する必要があります。
周辺の駐車場
ふくろい遠州の花火大会では、来場者のために複数の臨時駐車場が設置されます。公式サイトや観光案内所で駐車場マップが配布される予定です。
主な臨時駐車場
駐車場名 | 台数目安 | 料金 | 特記事項 |
---|---|---|---|
エコパ (小笠山総合運動公園) |
数千台規模 | 普通車:1,000円 バス:3,000円 (詳細エコパ公式リンク) |
14:00から運用/会場まで徒歩20~30分 |
愛野運動公園駐車場 (エコパ内) |
約800台 | 500〜1,000円 | 大会公式案内あり/徒歩20~30分 |
袋井市総合体育館周辺 (協賛企業駐車場含む) |
約500台 | 500〜1,000円 | 臨時解放/徒歩20~30分 |
※現金払い。予約不可。駐車場から会場まで徒歩15〜20分かかる場合があるため、歩きやすい靴・服装をおすすめします。
【エコパアリーナ】
【愛野運動公園】
【袋井市総合体育館周辺】
駅周辺駐車場

愛野駅周辺マップ

袋井駅周辺マップ
袋井駅、愛野駅周辺にも多くのコインパーキングが存在します。中には、akippaなどの予約サイトから個人駐車場の貸し出しをされている企業・個人宅もあるので、ぜひご自身にぴったりの場所を見つけて確保しておくこともおすすめです。
なお、例年、近隣の愛野公園施設駐車場(A・Bゾーン)及び施設は閉鎖され、利用不可となっています。上記臨時駐車場の愛野運動公園と名称が似ていますが、異なる施設であるためご注意ください。
交通規制エリアと実施時間
規制の概要
会場周辺は、安全確保と混雑緩和のため、午後から夜にかけて広範囲に交通規制が実施されます。
※地元住民向けに通行証の配布があるため、車での送迎や乗り入れは基本NGです。必ず規制マップを事前に確認しましょう。
主な規制時間
-
7月26日(土) 17:00〜22:30前後
-
駐車車両進入禁止:9:00〜22:30
主な規制内容
規制種類 | 時間帯 | 該当エリア(目安) |
---|---|---|
二車線通行止 | 17:00〜22:30 | 花火会場付近主要道路(国道1号線含む) |
一方通行規制 | 15:00〜22:30 | 袋井駅周辺〜メイン通路 |
歩行者専用道路 | 17:00〜22:30 | 愛野駅〜会場間主要ルート |
車両通行止 | 7月25日(金)18:00〜 7月26日(土)22:30 |
太田川橋上(花火観覧目的での通行禁止) |
車両進入規制区間 | 9:00〜22:30 | 久能IC方面からの一部道路 など |
会場案内・混雑のピーク時間帯と回避術
会場案内
有料観覧席情報
- 入場開始:16:30〜
- 花火開始:18:50頃〜
- 有料席(赤エリア):チケットなしでは入場不可
- 入場可能ルート:愛野駅側(南)または袋井駅側(西)からブロックごとの導線で入場
- 公園内は10:00〜開放(一部制限あり)
立入禁止区域
- 花火打上地点周辺(青ドット)
- 企業敷地・公道・私有地での観覧禁止
- 太田川橋上は17:00〜22:30完全立入禁止
救護所・設備
- 西案内所(袋井駅側)
- 南案内所(愛野駅側)
- AED設置あり
- トイレ複数設置(案内図記載あり)
駅ロータリー制限
- 袋井駅ロータリー:19:00から車の進入不可
- 袋井駅口駐車場:20:00〜23:00使用不可
電車・駅周辺の混雑
- 行きのピーク:17:30〜19:00(打ち上げ直前)
- 帰りのピーク:21:00〜22:30(終了直後) → 回避するなら15時前に到着/21時30分以降に退場がベター。
駐車場・道路の混雑
- 15:00以降は市内各所で渋滞が発生
- IC出口〜臨時駐車場まで30分以上かかることも → 早めの入庫・深夜の分散退場を心がけましょう。
子連れ・高齢者におすすめの移動手段
- 駅〜会場までの道は舗装されており、ベビーカーや車イスも通行可能
- 会場内には仮設トイレや簡易休憩所が複数配置
- 障がい者専用駐車場(要事前申請)も用意され、近距離アクセスが可能
- 会場周辺にタクシー乗降場(規制前限定)あり
ご高齢の方や乳幼児連れの方は、お早めの行動と可能な限り有料席エリアを利用するのが安心です。みなさんで規制ルールを守りつつ、スムーズに気持ちよく観覧できますように。ご協力や譲り合いの精神も大切にしながら、素敵な一夜を過ごしましょう。
おすすめの周辺宿泊施設
遠方から来場される方には、以下の宿泊施設が人気です。
宿泊施設名 | 特徴 | 最寄駅・アクセス |
ホテル観世 | 愛野駅徒歩3分/ビジネス・家族向け | 愛野駅から徒歩圏内 |
袋井プリンスホテル | 価格帯が手頃で静かな立地 | 袋井駅から車で10分 |
可睡斎旅館 | 歴史ある寺院宿坊/風情あり | 会場まで車で15分 |
掛川グランドホテル | 翌日の観光にも便利 | 掛川駅近く/車20分圏内 |
宿泊施設は大会前後で混み合うため、できる限りお早めの予約が鉄則です。
花火大会と一緒に楽しめる!袋井周辺の観光スポット
ふくろい花火のついでに立ち寄れる、袋井・遠州エリアのおすすめ観光地をご紹介します。
法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)
- 厄除け観音として有名な法多山は、常に御祈祷・参拝に訪れる方で賑わいを見せています。たっぷりの甘あずきをふんだんにのせた、名物「厄除けだんご」が人気です。
- 過去に、花火大会の日と重なると夜間特別参拝がある年もありました。
可睡斎(かすいさい)
- 全国でも有数の禅寺。御祈祷・拝観・人形供養・庭園鑑賞・精進料理・座禅・宿泊など、さまざまな体験が可能で多くの人の趣を満たしてくれることでしょう。
油山寺(ゆさんじ)
- 眼病平癒を願う参拝者が全国から訪れる古寺(開山は奈良時代、行基と伝えられる)で、目の霊山として有名です。
- 国指定重要文化財の三重塔や、四季折々の自然に囲まれた静かな境内は心身を癒してくれるパワースポット。
- 秋には紅葉の名所としても人気があり、静岡県内でも隠れた紅葉の絶景スポットとして知られています。清々しい夏の青葉をたくさん見られるのも魅力のひとつです。
遠州三山(さんざん)めぐり
- 遠州三山とは、上記にもある「法多山尊永寺・可睡斎(かすいさい)・油山寺」の3つの由緒ある古い寺院のことです。それぞれが「厄除け観音・火防の寺・目の霊山」として信仰を集めています。
引用元:可睡斎御朱印例
- 近年、寺院マニアの方だけでなく、若者の間でも話題や趣味の一部となっている御朱印。こちらでも、可睡斎・法多山・油山寺の三山を一日で巡る「御朱印旅」が人気です。
エコパアリーナ&スタジアム周辺
- 自然と調和した広大な敷地で、スタジアムを中心に休息所や喫茶店・弁当販売などのグルメも充実しています。
- またアリーナ周辺にも、いくつかのカフェも充実しており、ゆっくりとしたひとときを満喫することも可能。昼は観光で袋井の街を堪能、夜は花火という使い分けもおすすめですよ。
まとめ
ふくろい遠州の花火大会は、花火の美しさと同じくらい、行き帰りのスムーズな移動や、宿泊・観光の計画が成功のカギになります。特に交通規制が広範囲に及ぶため、車移動を考えている方は事前の駐車場チェックや到着時間の調整が必須。また、混雑を避けるためには早めの行動と分散退場の意識が重要です。
宿泊施設や観光スポットも充実しており、遠方から訪れる価値のある一大イベントといえるでしょう。ぜひ、いろいろなスポットに目を通し、袋井の夏の一日を最大限に楽しんでください。
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