2025年11月18日(火)〜11月20日(木)、広島市中区の胡子神社と周辺一帯で、秋から冬への風を告げる「えべっさん・えびす講」こと「胡子大祭」が今年も開催されます。
ここでは、開催日時・会場などお祭りの概要から、400年続く歴史、名物の熊手市・屋台グルメや穴場スポットまで、知っておきたい情報を総まとめ。さらに「快適に楽しむポイント」や「混雑を避けるコツ」も独自目線で解説しています。
ぜひ最後まで目を通して、当日のお出かけプランにお役立てください。
イベント概要
| イベント名 | 胡子大祭(広島えびす講/えべっさん) |
| 開催日時 | 2025年11月18日(火)19日(水)20日(木) 10:00~22:00(屋台・露店など) |
| 開催場所 | 胡子神社(📍広島県広島市中区胡町5-14) 中央通り・えびす通り商店街一帯 |
| 例年の来場者数/規模感 | ・約30万人 ・屋台200軒以上が並ぶ大規模な市街地祭り |
| 有料席・入場料 | 入場無料。基本的に誰でも自由に参加・見物可能。 |
| お問い合わせ先 | 胡子神社 TEL:082-241-6268 |
| 公式サイト | 胡子神社 公式サイト |
| 周辺マップ | 【胡子神社】
【中央通り】 【えびす通り】 |
アクセス方法・周辺駐車場・交通規制について
アクセス方法などの詳細については、下記の記事にてまとめてあります。ぜひ、お役立て下さい。
お祭りの歴史や由来

町名である「胡町(えびすちょう)」もこの神社にちなむと言われているそうですよ。

地域の営みと縁起の良さを肌で感じられる点が、魅力ですよね。単純な屋台お披露目ではなく「400年続く祈りと地域の息づかい」という奥ゆかしさが伝わってきます。
胡子大祭とえびす講も同じお祭り?

さまざまな呼び名があることから、地元でない方は「いろんなお祭りがあるの?」と思うこともありますよね。
胡子大祭(えびすたいさい)
→ 公的文書・観光サイト・広報などではこの名称が使われます。
例:広島市・観光連盟・新聞記事などは「胡子大祭」を採用。
広島えびす講(ひろしまえびすこう)
→ 商人・地元商店街などが中心に使う名称で、地域行事としての側面を強調します。
例:商店街のポスターやチラシでは「えびす講大売出し」と記載されることが多いです。
えべっさん
→ 地元・親しみある会話・SNSなどでは一番よく使われる愛称です。
例:広島でも「えべっさん行こうや〜」のように、市民の間ではこの名前が最も自然としています。
💡これらをまとめると…
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呼び名 |
性格 |
よく使う場面 |
|---|---|---|
|
胡子大祭(えびすたいさい) |
公式名称・神事名 |
神社・行政・報道 |
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広島えびす講 |
地域行事・商人の祭り名 |
商店街・観光パンフレット |
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えべっさん |
通称・愛称 |
市民・観光客・SNS |
の様なものになります。なんとなくお分かりいただけましたか?同じお祭りに、名称の違いにゆかりがあるのも面白いですよね。
当日の詳細スケジュール・プログラム
以下、2025年版開催日を基に、代表的なプログラム内容と時間を表にまとめました。
※当日変更の可能性がありますので、随時公式サイトでも最新情報をご確認ください。
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日付 |
時間 |
項目・内容 |
|---|---|---|
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11月18日(火) |
10:00〜 |
祭典開始・露店・熊手市スタート(屋台・縁起物販売) |
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11月18日(火) |
〜22:00 |
参拝、露店巡り、熊手購入・祈祷 |
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11月19日(水) |
10:00〜 |
屋台・熊手市継続・商店街調整セール「誓文払い」スタート |
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11月19日(水) |
19:00〜22:00(目安) |
中央通り歩行者天国&和太鼓演奏・神楽奉納(例 19:35〜21:15) |
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11月20日(木) |
10:00〜 |
最終日「残り福」参拝・露店最終セール |
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11月20日(木) |
22:00頃まで |
屋台・縁起物市終了・神社での祈祷等クローズ |
一方で、混雑を避けて静かに参拝・熊手選びを楽しみたいなら、18日昼〜夕方、または20日午後が狙い目です。
見どころは?
たくさんの思いと催しが詰まった胡子大祭。多くの見どころを独自視点で整理し、まとめてみました。
「こまざらえ」熊手市
特に熊手は、「福をかき集める縁起物」として毎年定番人気なんですね。
また、店主との「値切り交渉」や「手締めの掛け声」も祭りの醍醐味です。
盛大な屋台と露店グルメ
中央通りの「歩行者天国」「太鼓・神楽演奏」
その後は温かい甘酒や広島風お好み焼きの屋台を巡りながら、寒さ対策をしつつ夜の雰囲気をゆっくり味わうのもおすすめですよ。
「誓文払い」による商店街の活気
必見!穴場スポット
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朝10時〜12時の参道・神社境内
多くの人が夜に集中するため、朝の時間帯は比較的ゆったり。参拝・御朱印・熊手選びを静かに楽しみたい人におすすめです。
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20日(最終日)の午後〜夕方
“残り福”を求める人が訪れ、ピークの人混みがひと段落。屋台も比較的落ち着き、ゆったり撮影・買い物できる好機です。
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裏通り・商店街の屋台エリア
メインストリートとは少し離れた通りや商店街の裏路地には、地元密着型の屋台や縁起物店が並び、人混みを避けつつ祭りの雰囲気を味わえます。
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和太鼓・神楽壇脇付近(少し離れた場所)
ステージが集中する中央通りから少し離れた位置で観覧することで、音・雰囲気を味わいつつも混雑・視界妨げを避けられます。
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撮影スポット:熊手&夜屋台の金色反射
熊手の金色、夜の屋台の灯りが撮影映えします。少し早めの夕方〜夜にかけて訪れると、光の陰影が美しく、SNS映え狙いにもおすすめです。
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お祭りを満喫するためのポイント
期間中、会場周辺の中央通り・えびす通りでは大規模な交通規制が実施されます。車・駐車場だと出入り・移動が大変なため、路面電車・バス利用が強く推奨されています。
夜18:00〜21:00が最も混む時間帯。昼間・早めの夕方か最終日の午後が比較的ゆったり。屋台目当てなら開店直後、神楽・太鼓を狙うなら夜のステージ前がおすすめ。
11月中旬の広島は冷え込み始めです。特に冷え込む夜の屋台巡り・参拝には徹底して防寒を。雨天時は屋台・ステージが縮小または中止となる場合もあるため、公式発表を事前チェックしてみてくださいね。
縁起物の熊手は値引き交渉・手締めが習わし。初めてなら小さめの熊手から始めるのも一案です。前年の熊手を納めて大きなものに買い替えると「年々福を大きく」という意味合いもあるそうですよ。
屋台の灯り+熊手の金装飾が煌びやかに映える時間帯。混雑前の16:00〜17:30あたりが撮影にもおすすめです。
交通規制エリア・時間を確認しておくことで移動ストレスを減らせます。
人混み・屋台の動線を意識して、参拝者と屋台が少なめの時間帯(昼前)を選ぶと比較的スムーズに行動が取れるかもしれません。小さなお子様づれ・高齢者のご家族を伴う場合も、時間帯を意識しておくと安心です。
まとめ
毎年11月18日〜20日にかけて、広島の胡子神社とその周辺で行われる胡子大祭。例年日にちが固定のため、平日開催の年も多いのにも関わらず、盛大な来場者数と熱気を伴う屈指のお祭りです。
400年以上の歴史をもつ地域の誇りであり、商売繁盛・家内安全を願う温かな時間と活気あふれる屋台の賑わいが共存する祭りです。屋台巡り、縁起物の熊手購入、神楽・太鼓の演奏…どれも個別に楽しめる要素がたっぷり。少しの工夫で、さらに深い体験へと変わりるでしょう。初めての方でも、お祭りの息づかいや地域の「祝祭感」を感じられる催しです。
ぜひ充実した1日をお過ごしください。







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